内転筋を鍛えて打撃力UP!
「パンチ力やキック力を上げるにはどこを鍛えればいいでしょう?」と会員さんからよく質問を受けることがあります。
そんな時皆さんには、
『内転筋(ないてんきん)』を鍛えるように!とお伝えしています。
今回は、内転筋(ないてんきん)を鍛えるとどういった効果が出るのかご紹介していきます。
■そもそも内転筋とは?
太ももの内側にある筋肉をまとめて「内転筋群(ないてんきんぐん)」と呼びます。
具体的には、大内転筋(だいないてんきん)・長内転筋(ちょうないてんきん)・短内転筋(たんないてんきん)・薄筋(はっきん)・恥骨筋(ちこつきん)と5つの筋肉で構成されています。〈今回は、便宜上「内転筋(ないてんきん)」で統一して表記します。〉
股関節の動きにあわせて姿勢を制御する働きがあり、特に片足で姿勢を支持する時には体が外側に流れてしまわないように、内転筋(ないてんきん)はバランスを保持するように働きます。
■内転筋(ないてんきん)を鍛える効果 その①
「打撃動作の流れを防止」
パンチを強く打つには、腰を回して体全体を使って打つこと! (細かな技術については、実際にBeWELLジムトレーナー陣からレクチャーが受けられます)
パンチは腰、骨盤を回して打つのですが、
回す動作と共に必要になるのが「止める」動作。
止める動作に必要になる部位が、内転筋群(ないてんきんぐん)の筋肉なんです。
しっかり止められていない打撃は、正しい方向に向けることができず、威力と共に正確性も半減してしまいます。
■内転筋(ないてんきん)を鍛える効果 その②
「片足でのバランス力向上」
内転筋(ないてんきん)の筋肉は、片足でのバランスを取ることにも大きく貢献してくれます。
キックボクシングでは、片足でバランスをとりながら動作を行う場面が沢山あります。
キックや膝蹴り、またキックのディフェンス動作のカットも片足で動いていきます。
内転筋(ないてんきん)を鍛えることで、キックボクシング特有の片足での動作をよりスムーズに行えるようになります。
■内転筋(ないてんきん)を鍛える効果 その③
「キック力向上」
キックの動作では、
脚を横に開いて、閉じる(キックする)動作をと行っていきます。脚を閉じる動作に大きく関わるのが内転筋(ないてんきん)。
筋力が強くなれば、同じ威力のキックを、より楽に出せるようになっていけます。より強く、より早くキックを出すためにも、内転筋(ないてんきん)トレーニングは必要になっていきます。
そして、内転筋(ないてんきん)を鍛えることは、内ももの筋肉を引き締め、足をきれいにするのに効果的です。
キックボクシングの上達には、欠かせない内転筋のトレーニング!
効果的な鍛え方については、BeWELL専属トレーナーが実際にお伝えしていきます。ジムでのトレーニングでキックボクシングのレベルアップを楽しんでいきましょう✨