プロテインを摂ることのメリット、デメリット
アスリートやボディビルダーはもちろんのこと、一般の方々にもひろく愛飲されはじめたプロテイン。プロテインを摂ることのメリット、デメリットをご紹介します。
■そもそもプロテインとはなにか?
プロテイン(protein)は、直訳すると「たんぱく質」のことを指します。
たんぱく質は、炭水化物、脂質とともにエネルギー産生(さんせい)栄養素〈以前は3大栄養素と呼ばれていました。〉のひとつです。
筋肉をはじめ、皮膚や毛髪、臓器などを構成する役割を担っています。
■プロテインの種類について
プロテインにはホエイ、カゼイン、ソイの3種類があります。違いについて見ていきましょう!
ホエイプロテイン
ホエイプロテインは、牛乳に含まれるタンパク質の一種です。ホエイプロテインはアミノ酸が豊富に含まれており、筋肉修復効果も期待されています。トレーニングで強い肉体を手に入れたい方にオススメです。
カゼインプロテイン
ホエイプロテインとともに牛乳を主成分としています。ホエイプロテインが水溶性で吸収が早いことに対し、カゼインプロテインは不溶性で固まりやすく、体への吸収速度がゆっくりであることが特徴です。ダイエット時の間食や運動をしない日のタンパク質補給、また就寝時におすすめです。
ソイプロテイン
ソイプロテインは大豆を原料としたプロテイン。カゼインプロテインと同じく消化吸収速度がゆっくりのため、満腹感が持続しやすいのが特徴です。
加えて、大豆に含まれるイソフラボンの効果で皮膚や骨の強化、血流改善が期待できます。
女性らしい体のラインをキープしたい方におすすめです。
■プロテインと摂ることのメリット、デメリットは?
メリット
○朝 昼 晩の3食だけでは摂りきれない
たんぱく質を補うことができる。
一日に必要なたんぱく質の摂取量の目安は、
一般的には、「体重1kgあたり1g」。
筋肉をつけたい方に必要な摂取量は「除脂肪体重(体脂肪を抜かした体重)1kgあたり2〜3kg)と言われています。
除脂肪体重60kgなら、一日あたり120g〜180g摂る必要があります。
食事だけで必要なたんぱく質を摂取するのは、
とても大変です。
食事に加えプロテインを捕食することで、
プラスで摂取したいたんぱく質のみ効果的に摂ることができます。
デメリット
○脂肪の蓄積につながる
プロテインを摂ることで、一日の摂取カロリーの総量が増え、エネルギーの過剰摂取につながることがあります。
運動習慣がないまま、ただただプロテインを摂るだけでは、脂肪を蓄積するだけです…
○肝臓や腎臓に負担がかかる
体内に取り込まれたタンパク質のうち、余ったものは分解されたのち窒素へと生まれ変わります。肝臓や腎臓の働きにより、この窒素は体外に排出されます。つまり、タンパク質を過剰摂取し窒素が多くなれば、その分肝臓や腎臓にかかる負担が大きくなるのです。
タンパク質の過剰摂取で健康を損なってしまったという十分な研究結果はありません。
適量を摂ることでデメリットを抑え、
メリットを最大限活かす事ができます。
キックボクシングトレーニングで体を鍛える習慣が身についたら、体を休めることとともに、栄養補給が大切になります。
プロテインを摂ることを習慣にすれば、不足しがちなたんぱく質を補う事ができ、筋肉質な体づくりを効果的に進めていく事ができます。
運動-栄養-休養の3つのサイクルを循環させて
充実したキックボクシングライフを満喫していきましょう!